2025/02/25
最近、仕事で使っているノートPCが新しくなりました。今回導入されたのは、HP製のUSB-C端子で充電できるタイプのPCです。このPCにはUSB-C端子が搭載されており、USB C DP Alt mode(DisplayPort Alternate Mode)に対応しているため、ディスプレイ出力が可能です。
USB-Cハブを活用したマルチディスプレイ環境
PCの環境を整えるにあたり、USB-C端子の活用方法を調べてみました。その結果、最近のUSB-Cポート(DP Alt mode対応)を利用すれば、USBハブ経由で複数のディスプレイに映像を出力できることがわかりました。
そこで、以下のような機能を備えたUSB C Hubを見つけました。
以下の画像は商品ページより引用です。
- HDMI/DisplayPort出力(3画面対応)
- 有線LANポート(RJ45)
- USB-Cポート(充電兼用)
- USB-Aポート(周辺機器接続用)
このUSBハブを使うことで、
1本のUSB C Hub をPCに接続するだけで、
- ディスプレイ出力(3画面)
- 有線LAN接続
- 周辺機器の接続(USBマウス・キーボードなど)
- 充電(USB-C PD対応)
といった作業環境が一気に整うようになりました。ノートPC本体の画面と合わせると最大4画面で同時に作業できることになります。
ハイブリッドワークに最適
私の仕事環境は、テレワークとオフィス出社が交互にあるハイブリッドワークのスタイルです。そのため、PCを頻繁に持ち運ぶ必要があります。従来は、
- 出社時にケーブルを何本も抜き差しする手間
- ディスプレイやネットワークの接続が面倒
といった課題がありました。
しかし、このUSBハブを導入してからは、USB-Cケーブル1本を抜き差しするだけで、
- 会社のデスク環境にすぐ適応できる
- 自宅の作業環境にもスムーズに移行できる
ようになり、圧倒的に快適になりました。
4K 60fpsの3画面出力も可能
このUSBハブを使用すると、
- 4K 60fpsの画面出力を3本同時に行うことが可能
- ノートPCの画面も合わせてクワッドディスプレイ環境が実現
という、非常に高性能な作業環境を構築できます。最初は「USB-C 1本でこれほどの高速な信号がやり取りできるのか?」と驚きましたが、実際に使ってみると遅延もほとんど感じず、快適に作業できています。
注意点:電力消費と対応CPU
このUSBハブは多くの機能を備えているため、電力を消費します。動作中に本体に触ると少しホカホカします。そのため、PCのUSB-C充電アダプターの供給能力によっては、
- ハブの使用時にPCへの充電速度が落ちる
- 高負荷時に電力供給が不安定になる可能性がある
といった点に注意が必要です。
また、この複数画面出力機能は、CPUの世代によって対応・非対応が決まっているようです。最近のIntel製CPUは対応しているものが多いですが、Macは基本的に外部ディスプレイは1画面しか出せないとの情報もありました。
購入を検討している方は、PCの仕様を確認してから選ぶことをおすすめします。
まとめ:自宅用と会社用で2つ購入
今回のUSBハブがあまりにも便利だったため、自宅用と会社用で2つ購入してしまいました。
1本のUSB-Cケーブルを抜き差しするだけで、
- マルチディスプレイ環境
- ネットワーク接続
- 周辺機器接続
- 充電
といった作業環境が整うのは、ハイブリッドワークには最適なソリューションだと実感しています。
もし、
- 仕事の効率を上げたい
- テレワークと出社をスムーズに切り替えたい
- ケーブルの抜き差しを減らしたい
といった方には、ぜひこのようなUSBハブの活用をおすすめしたいです。
これからも、より良い作業環境を目指して試行錯誤していこうと思います!