2025/02/06
リモートワークが定着し、ウェブ会議(特にTeams)が日常的になったことで、多くの人がハイブリッドワークの環境整備に悩んでいると思います。
特にオフィスで自席から会議に参加する際の音漏れ問題は厄介です。
自分もこの問題に直面し、「受け入れるしかないのか?」と考えた結果、密閉型のマイク「Mutalk 2」 を購入しました。
今回は、Mutalk 2の使用感や、ハイブリッドワークでの音漏れ対策について書いていきます。
オフィスにいると、周りの席に通話の音声が漏れるという問題があります。
全員が会議室で会議に参加しているなら問題ありませんが、一部のメンバーが遠隔地から参加している場合、Teamsを使わざるを得ません。
結果として、自席でTeams会議に参加する必要が出てくるのですが、周囲に気を使う必要があります。
こうした状況に対応するため、音を漏らさないマイクとして「Mutalk 2」を自腹で購入し試してみることにしました。
Mutalk 2は、口を覆うタイプのマイクで、周囲への音漏れを防ぎながら通話ができるデバイスです。
このデバイスは以下の2種類のパッドを使い分けられます。
特にノーズパッドタイプには、吸気・排気用のバルブがついており、覆った状態でも呼吸が可能です。
Mutalk 2は、以下の3つの方法で接続できます。
専用ドングルとUSB接続の場合、音質が安定しやすく、通話品質が向上するのがメリットです。
箱を開けて顔に取り付けた瞬間、かなり強いケミカル臭がしました。
これはしばらく時間が経てば消えましたが、最初は気になりました。
最初に試したのは、ヘッドバンドで頭に固定する方法ですが、息苦しくて実用にならず。
説明書によると「呼吸が軽くできる柔らかいバルブ」に交換できるようですが、低音に弱いらしく自分は試さずにデフォルトの重いバルブで使用しました。
そこで、最終的には片手で持って必要な時だけ口に当てるスタイルに落ち着きました。
この方法なら息苦しさはほぼ感じず、会話の時だけマイクを使えるので、実用性が高いと感じました。
・マイクの音質はクリアで、普通に会話できます。
・本体には3.5mmイヤホンジャックがあり、有線イヤホンを接続できます。
・Mutalk 2本体には物理ボタンがほぼなく、細かい設定はスマホアプリで行う仕様になっています。
・パッドが取れやすく、つけ直すのに時間がかかるのが最大の欠点。
・慣れるまではパッドの付け外しが面倒に感じるかもしれません。
Mutalk 2は、オフィスでの音漏れ問題を解決するためのユニークなアプローチを提供してくれるデバイスでした。
個人的には、片手で持って使うスタイルが一番実用的と感じました。
細かい問題点はあるものの、こうした挑戦的な製品を開発したShiftallには、尊敬の念を送りたいと思います。
今後も、オフィスのウェブ会議環境を改善するアイデアがあれば試してみたいと思います!