もともと私は都会、具体的にいうと武蔵小杉に住んでいたため、車を持つ必要性を感じていませんでした。
必要なときだけレンタカーを借りれば十分だと思っており、実際に近所のレンタカー屋で車を借りて旅行に行くことが多かったです。
その後、賃貸から持ち家へ引っ越し、少し都会から離れた郊外に住み始めました。それでも鉄道の駅が近かったので、「車はなくても問題ない」と考えていました。
しかし、いくつかの出来事をきっかけに、「やっぱり車が必要かもしれない」と思うようになり、ついに購入を決断しました。
ある日、天気が悪くなりそうだったので、タクシーアプリで事前にタクシーをAI予約しました。
ところが、当日の朝になって突然キャンセルされ、タクシーが来なくなってしまいました。
「予約したのだから確実に来るはず」と思っていたのに、実際にはアプリ側の都合でキャンセルされてしまうことがあると知り、大きなショックを受けました。
この経験から、「タクシーは必ずしも頼れる交通手段ではない」と思い始めました。
引っ越したことで、子どもを通わせる保育園が遠くなりました。
最近は保育園の空きが少なく、引っ越し先で選べるのは駅から離れた園ばかりでした。
入れただけで感謝していますが、遠い保育園を選んだので、自転車での送り迎えがかなり大変でした。
特に梅雨や冬の雨の日は最悪でした。
これを繰り返しているうちに、「もう限界だ」と思うようになりました。
レンタカーを利用していましたが、レンタカーは 事前に予約しないといけない ため、急な用事には対応できません。
また悪天候時に朝に借りることも営業所の営業時間外なのでできませんでした。
「思い立ったらすぐに移動できる」という自由さが、大きな魅力に感じ車の購入を決意しました。
車を買うにあたり、自動車業界で働いていた知人に相談してみたところ、「新古車」というジャンルの存在を知りました。
新古車とは、新車とほぼ同じ状態でありながら、何らかの理由で使われずに販売される車のことです。
これを知り、私は新古車を扱う販売店を探して、実際に車を見に行きました。
結果的に、小型で家族が乗れるサイズの車を見つけ、コスパ重視で購入を決めました。
何よりも大きいのは、 雨の日や猛暑の日でも移動が快適になった ことです。
自転車での送迎のストレスがなくなり、本当に助かっています。
家族の誰かが体調を崩したとき、すぐに病院に連れて行けるようになりました。
私が購入した車には、周囲360度を確認できるカメラ が付いていました。
これにより、バックする際に小さな子どもや障害物の存在を確認できるため、大きな安心感があります。
さらに、衝突被害軽減ブレーキ や障害物検知センサー も搭載されており、人や自転車、車、障害物が接近すると音で警告が出ます。
一度、バックで方向転換しようとしたときに電柱にぶつかりかけましたが、自動ブレーキが作動して事故を防いでくれました。
この機能がなかったら、すでに何度か車を傷つけて修理費用がかかっていたかもしれません。
最近の車は普通のグレードでも安全装備が充実しており、新しい車を買うことは、自分と周囲の人の安全性向上につながる と実感しました。
また、車にはベルトタイプのチャイルドシートのスマートキッズベルト を取り付けています。これは国交相の認証を受けた正規のチャイルドシート代わりの子供用シートベルトで、レンタカーでも使えます。自家用車なら一度設置すれば楽なのが魅力です。
ベルトタイプで設置しても車内の場所を取らないのも魅力です。
購入した車は Apple CarPlay に対応しており、スマホの音楽を簡単に再生できます。
Apple Musicのストリーミングとも連携し、車内で快適に音楽を楽しめます。
さらに Appleのマップ機能と連携 でき、カーナビ画面にAppleのマップを表示できます。
驚いたのは、Apple Watchとの連携で、曲がるタイミングに応じて通知が振動で届く ことです。
画面を見逃しても、振動だけで右折・左折の案内がわかるため、運転中の負担が減りました。
レンタカーを使っていた頃は、以下のようなストレスがありました。
しかし、マイカーがあることで「行きたいときにすぐ行ける」という自由さを手に入れました。
特に、長期の旅行やキャンプ に行く際には、大きな荷物を家の駐車場で積み込めるため、とても便利です。
近所のスーパーへ行くとき、マイカゴを使うことで買い物が超高速になりました。
車を買う前は、「都会なら車は不要」と思っていました。
しかし、実際に買ってみると、移動の自由度が格段に上がり、生活の質が向上 しました。
一度この快適さを知ってしまうと、もう車なしの生活には戻れないかもしれません。
「車はただの移動手段ではなく、生活を豊かにするツール」 そう実感しています。